田中はゆるくいきたい

初めて韓国に行って韓国語を勉強せず気持ちだけで旅行した 後半

旅行

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ソウルに着いたのでExpediaで予約したCalisterHotelを目指した。

途中明洞で屋台がにぎわっていた。それを見ながらホテルに到着。しかしここで問題が発生。

Expediaで予約したこのホテルの部屋がFemale onlyだった。多分自分が見逃したのだろうが失敗してしまった。まだ時間的には早かったが翌日の飛行機が9:00すぎだったので軽く観光してから仁川に戻ることにした。ソウル駅近くには南大門があり存在感を放っている。

しかし、宿も取らず歩きっぱなしなので疲れてきた。そういうときに行きたくなるのが銭湯である。まぁ海外の人間だったらこれは理解できないかもしれないが自分もそういうあたりは日本人なんだろうなと思った。

そんな気持ちで仁川に戻るとなんと銭湯と休憩所が一緒になった施設があることを知った。空港ではいろいろな人が飛行機を待っていて椅子やソファが埋まっていたのでそれに混じるよりはいいと思いその施設に直行した。

料金はそれなりで6時間で25000ウォンくらいしたはず。キャリーケースも無料で預かってくれて靴のカギとロッカーのカギをもらってとりあえず風呂に行く。日本の銭湯とは違い五右衛門風呂のような円形の風呂が3つありあとはシャワーとサウナと休憩室に入れる。

僕は疲れてしまってシャワーと銭湯しか行かなかったがサウナにも行った方がお得感があると思う。そしていつのまにか男女共用の休憩室で眠ってしまい翌朝の6時くらいまで過ごしてしまった。ちなみに関内Wifiが通っているのでそこらへんは心配がいらない。

翌朝早めに搭乗手続きをした。JinAirというLCCを使ったのでコンコースに移動しなければいけなかった。搭乗券受付→荷物チェック→コンコースへ移動となっていたので結構スムーズだった。最近の空港は迷わずに済むのかもしれない。

ちなみに良いことがあって、受付のお兄さんが自分が日本人だと分かると英語や日本語を交えて受付をしてくれたのでこういった人が一人でもいると精神的にありがたい。

コンコース内は免税店くらいしかなく他にはちょっとした飲食店と1店舗だけコンビニがある。ちょっとした飲み物が買いたいときに困るかもしれないのであらかじめ水ぐらいは持った方が良いかもしれない。朝ご飯を食べていなかったのでどこかで食べようと思ったがめんどくさくなりロッテリアにした。

ここのロッテリアは英語・日本語に対応したパネルで注文できるので韓国語が出来なくても安心である。味は日本のロッテリアと変わらないと思うが普通の味が気軽に楽しめるチェーン店があるだけ自分のようなコミュニケーションが苦手な人間にはありがたい。

そんなこんなで成田行きの飛行機が来たので受付でもらったチケットを提示して帰国の途に就いた。飛行機内ではやはりArrivalカードの配布がされているので自分が日本人なのか韓国人なのか英語で言えればスムーズである。

なぜかというと多分韓国人と日本人で入国審査が違っていて各カードや手続きが違うからだ。前半の記事でも言ったがチョヌン イルボンサラミンミダ 저는 일본사람입니다(私は日本人です)くらいは喋れたらスムーズだと思う。

それとLCCだからか分からないが、現地に到着した時の案内スタッフも韓国人(日本語が喋れる)人が配置されていて「VisitJapanWebありますか?なければこのカードを書いてください~」と片言の日本語で語りかけていたりした。スタッフの韓国人のおばちゃんが「あなた荷物はちゃんとある?」など話しかけられ心配をしてくれた。おせっかいな韓国人のおばちゃんっぽくてよかった。

今回学んだのは日本でも韓国でも優しい人とそうでない人はいるし、多分どの国でも変わらないのではないかということだ。他人に対する寛容性というのは、やはり他人や他国に対して関わりを持たないと得られない。同じ生活を続けてもテレビやインターネットを見続けても実際の経験が増えないので知らないものに対しての思い込みや攻撃をしてしまうのではないか、と思いながら家に帰るのであった。