僕はずっとインターネットが嫌いだった。

2021年10月13日

あなたが初めてインターネットに触れたとき、あなたはまず何にハマっていただろうか?ニコニコ動画?2ちゃんねる?まとめサイトかあるいはyoutube、もしかしたらinstagramかfacebookかもしれない。僕がハマったのは2ちゃんねるかニコニコ動画、そしてPCのオンラインゲームだったと思う。そのとき、僕は中学生のころだったのでニコニコ動画ではMADが流行り、あまりいい話ではないがアニメの違法アップロードがされていた時代だった。そして2ちゃんねるで入り浸っていたのはVIPだったしそのときVIPは最も人気の2ちゃんねるの板だったはずだ。またニコニコ動画、2ちゃんねるで盛り上がった翌日、学校の友達とその話をしてまた盛り上がった。

インターネットが嫌いになった瞬間

いつからかインターネットには自由に書き込みをしてもいいという権限が与えられたらしい。僕が高校生か大学生のころからその発言の自由という名の暴力がインターネットを包み込んだ。ニコニコ動画からは技術的にすごいと思う人が次から次へと消えていった。2ちゃんねるはまとめサイトの影響なのかスマホでアクセスできる人が増えたのかつまらない人が増えた。インターネットの場が友達の下らない話のように、話題やコメントのレベルが一段下がったように思える。友達と話すようなことをインターネットでやってなにがおもしろいんだろう?徐々に僕はこういった負の気持ちが募っていった。

少なくとも昔はこいつ頭大丈夫か?と思うようなことをするような人がいたしそういう人を見るのが好きだった。今はそれが冗談だと思われず通報されてるかネットの誰かに説教をされて終わりだろう。悪い意味で「提供する話題も提供するコンテンツもないお客さん」が増えた。「ただ共感する・ただ反論するお客さん」が増えすぎた。

今のインターネット

初めてインターネットに触れたあの時の僕は幸せだったし、こんな世界があるんだ、と思った。無限の可能性を感じたし、ワクワク感みたいなものが常にあったように感じる。しかし、今のインターネットは違うだろう。2ちゃんねるでは以下の文章が言われ続けている。昔は頭がいい人がバカの振りをして盛り上げたが今は頭が悪い人が頭いいふりをするのでつまらない。僕は今のインターネットはこれに尽きると思う。

そして僕は大人になった。

高校生の時にインターネットが嫌いになったが今では僕も歳を重ねてそれなりに大人になった。今のインターネットは人が多く、あまりにも簡単に意見を言えるためその文章を見ても感情が動かなくなってしまった。今ではインターネットで誰が何を言おうがどうでもよくなった。他人の趣味の否定や悪口を言い続ける人にも何も思わなくなった。2ちゃんねるのプロレス板でお気に入りの選手が悪口を言われても何も感じなくなった。ちょっと悔しいが仕方ないと思うようになった。

インターネットが嫌いな人はどうすればいいか

僕はインターネットが嫌いだ。が、インターネットから離れることもないだろうと思う。僕はほんの少しだけインターネットが好きだから。どうでもいい人、つまらない人が大量に見つかる中で面白いと思う人も確かにいるから。時々、インターネットから離れながらまた戻ってくるだろう。しかし、本当にインターネットが嫌いな人はどうすればいいだろうか。一番の解決策はやめればいい、だ。やめられない人はどうすればいいか。限られた人だけで運営できるようなコミュニティが必要なのかもしれない。それこそ昔のインターネットのような秘密基地みたいな場所を作るべきだ。僕もそういったところを探そうと亡霊のようにさまよい続けている。