渋谷の路地の一角にこの店はある。
派手な印象の渋谷においてこの店が支持されてるのは面白い。
店構えも変哲ないので危うく見逃すところだった。
入店して厨房の店員に口頭注文。
注文はもやしワンタン麺で。
カウンター7席しかないのかなーっと思ったけど2階にも席あったのね。
醤油ベースのスープは昔の中華屋を思い出す。
古き良き中華の味。
麺はいわゆる家系にありそうなやや太め。
不思議と違和感はない。
もやしをはじめ野菜類は絶妙な火加減で炒めているのだろう、歯ごたえを楽しめる。
ワンタンは肉の旨みがぎゅっと詰まっている。
生地の方があまり好きではないけど気にするほどでもない。
厨房の人たちはやはり中国系の人なんだろうなと会話を聞いてて思う。
野菜の炒め方といい、スープといいどこか懐かしい中華料理屋を思いだす店だ。