僕がテレビを見ない理由とついでにSNSも嫌いになった話
突然のカミングアウトで申し訳ないが僕は家にTVを置いていない。
そもそもTVを観ない人間なのだ。
確かにたまにTV番組を見るとおもしろい。
でも惰性で見るほどではないなと思ってしまう。
僕はある程度、世の中には頭の変な人もいるし自分とは相容れない人がたくさんいると思うのでそれを見ても特に何も思わない人間だ。
変わった主張を持った人や変わった行動をしている人を見てもなんとも思わない。
TVは視聴者が野次馬根性を持った人たちなので変な人を見つけてはあいつ変だぞと指をさし変な人探しに奔走する。
また有名人が何をしたかどう思うかなどどうでもいいことに時間を使う。
そうやったほうが視聴率が上がる。
TVは一企業が運営しているコンテンツの一つに過ぎず、またそのコンテンツで利益を出さないといけないということを忘れてはいけない。
つまりTVは視聴率を上げるためにある人の言動の一部分を切り貼りして話題にしたり、ごくごくまれな奇人変人を取り上げて一般人に見てもらうコンテンツだ。
人が何をしてようがどうでもいい僕には無用の物なのだ。
僕はtwitterも最近その傾向にあると感じている
いやtwitterだけでなくほとんどのSNSがそうだと思っている。
SNSでバズるのは「店員と客が喧嘩している動画」だったり「政治家の変な言動を取り上げたツイート」だったりする。
みんな変な人にお前変だよ、と言うことに奔走している。
TVの視聴者がアホな理由
視聴者も視聴者だ。
TVで「人工知能が大半の仕事を無くす!プログラマーという仕事は特に無くなるかも!」というニュースが一時期話題になった。
IT系の人なら前々から知っていた話でふーん、で済む話。
だが僕の友人にはすごいインパクトの話だったらしく「お前プログラムで仕事してるからやばいじゃんw」などと平気で言う始末だ。
彼には「人工知能が誰によって作られているか」知らない。
そして「プログラマーはプログラムしかできない」と思っているらしい。
第一、プログラマーという仕事がなくなって一番喜ぶのはプログラマーだろう。
だって人工知能が人間の思い通りのプログラムを生成してくれるんでしょ?
この事例は人工知能だけでなくトランプ大統領就任、ビットコインの隆盛にも同じ現象が起きた。
そのとき大抵の人がニュースを元に「もう株はダメだ」とか「ビットコインなんて意味わからんもの流行るわけない」と言ったのを覚えているしそういった報道が多かった。
あれだけネガティブな報道が多かったトランプ大統領が就任して日経が年初来高値を更新し続けた。
アメリカの株式市場が強いのは言うまでもない。
ビットコインにおいてはメディアが頑張ってネガティブな報道をした。
課題が多い!破産申請をした取引所がある!と。
結果めでたく10万円そこらだったビットコインは今では80万円を超えた。
対して投資家は馬鹿馬鹿しすぎて一般のニュースをもとに投資をしないだろう。
せいぜい見てもCNBCや日経新聞、WBSなど専門的なメディアだ。
一般のTVは物事を視聴率をとるためだけにネガティブにしすぎる。
はっきり言ってあてにならない。
考えが足りない人間が多い
TVを見ている視聴者はニュースになる時点でその情報が遅いということに気づきもしないし、与えられた情報から自分の意見を作り出すことが苦手らしい。
だからTVを見ている人間は専門家の意見をそのまま友人との会話で使い始める。
深い質問されたら知らないよ、が常套句だ。
いい大人になって友人の意見がTVの誰かの意見だということが悲しくなってくる。
自分の意見を持たないのは人工知能どころかPCやスマホ以下だ。
尊敬はできない。
僕はTVはアホな人を笑うツールだと思っているがTV自体がアホな人を増やしている。
そういったことに飽き飽きした僕は・・・
さて、TVを僕は小さいころから見ていて大学に進む頃になって見なくなった。
今はもう見ようとすら思わない。
それと同じようにSNSをいつかやめる日が来るのかもしれない。
TVほどではないが今のSNSは悲惨だ。